動物大好きな双子、YouTubeで「ピンキッツ」のどうぶつのうたメドレーを見るのが最近のブームです。
中でもカンガルーの歌がお気に入りのようで、これが始まると二人してソファーでビョンビョン跳ねまくり。
おチビのジャンプは低くて、でも回転数がすごくて、しかもそれが二人分で、目が回りそうなジャンプマシンです!
チャンネル主導権は三男ムツ
次男ミツは、本当は車や魚も大好きだと思います。
でも、そういう番組を見ていると途中で三男ムツが騒ぎ出すので、ずっとムツが好きな動物の動画ばかり。
ミツも動物は好きなので文句も言わず一緒に見ていますが、幅を狭めてしまっているようで申し訳なく思っています。
ちなみに長男アミは文句ダラダラで、「いつも同じのばっかり見てる!」「つまんないから他のにして!!」とクレームをつけてきます。
でも、テレビをつけるのは食事の準備や片付けで双子に大人しくしていて欲しい時。別に楽しみのために見せているわけではないので、「つまらなかったら見なくてよろしい」と一蹴されてしまいます。
アミは双子の昼寝時間やお風呂の待ち時間に好きなものを見ているので、双子と一緒に見なくてもいーんです。
やっと母の心に訪れた平穏
ピンキッツを見始めた頃から、ミツムツがキッチンへ食事の催促に来ることがなくなりました。
この催促というのがすごくて、「パンパン!」「パアアアン!!」と、パンを出さなければギャン泣きの脅し。
絶対にパンを渡さなければ譲らないので、せっかくご飯を作っているのに直前におやつを食べさせることになってしまいます。
それが嫌なために、朝はミツムツが起き出す前の5時半に起きて食事の準備を済ませるようにしていたし、昼の間に夕食の支度を済ませて外遊びから戻ったら即ご飯にできるようにしていました。
それでもものすごく気を急かされて、1分1秒を争うような緊張感でした。
ピンキッツと並行して、ムツが少し物分かりよくなり始めたことにも助けられました。
毎日、キッチンに来るたびに「今ごはん作ってるから、テレビ見て待っててね」と言い聞かせていて、一度ギャンッ…と泣いても割とすぐに諦めてテレビの方へ走って行くことが増え始め、それから「パン!」の催促はなくなりました。
催促がなくなっただけで、本当に気持ちが楽になりました。
常に追われている感覚だったのが、「ちょっとくらい遅れても大丈夫」と心にゆとりが持てるように。
毎晩寝落ちしてしまっていたのが、今ではちゃんと子供が寝入るのを見届け、夜は家事や自分の好きなことをする時間が持てるようになりました。
前は「やけに眠いのは授乳しているせいかな、夜泣きするせいかな」と思っていたのですが、多分こういうことの積み重ねで心身ともに疲れていたんだと思います。
これは別に、双子だからということではないと思うんです。
ひとえに、ミツムツの気性の荒さゆえな気がします…。