もし自分が、運動会でひとりだけ他の子と違う恰好をしていたら…。
きっと、みんなが自分のことを見ているような気がして、恥ずかしくて悲しくて、演技どころじゃなくなってしまうと思います。
長男だけサスペンダーをしていないことに気が付いた時は、心臓が冷たくなるほど青ざめました。
あんなに毎日張り切って練習していたのに、本番が楽しめなかったら私のせいだ…!
思い出になる年長さんの運動会、「お母さんどうして忘れ物したの?」って悲しい気持ちだけ残ってしまったらかわいそうすぎる。。。
「サスペンダーなんて誰も見てないよ!演技を楽しんで!」と駆け寄ってあげたいけど、それもできない。
せめて先生が声がけしてあげてくれていればいいんだけど。
もしかしたら、このあとのリレーだって落ち込んだ気持ちのまま臨むのかもしれない…。
そんなことを考えながら見ていて、鼓隊行進は気が気ではありませんでした。
終わったあとに聞いてみたら、本人まるっきり気にしていなかったので事なきを得ました。
演技中ずっと悲しそうな顔をしているように見えましたが、一生懸命やっている顔はいつも、眉間にしわを寄せてちょっとアンニュイな表情になる長男でした。
自業自得なのですが、逆に私の方が、せっかくの年長さんの運動会で一番思い出に残ったのが、サスペンダーの忘れ物になってしまいました^^;
鼓隊行進は昨年、当時の年長さんがやっているのを見て泣きそうになっていたくらいの感動種目。
自分の子どもがやっているところを見たら、保育園時代からのあれやこれやが走馬灯のように駆け巡って、泣いてしまうに違いないと思っていたのですが、アーララこの顛末。
集中して見てあげられなかったのも申し訳ない…。なんて、こんなところで反省会。
でも、長男が運動会を楽しんでくれたのが何よりの救いでした!
ちなみに、あんなに燃えていた全員リレーは、周回遅れのびりっけつに終わりました笑
でもそれも全然気にしてないようで、とにかく終わりよければすべて良しなのでした。
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