爪噛み癖、やめる方法あった!母感動の体験談

癖というのは、無意識の行動だからやっかいなもの。
6歳の長男は爪を噛む癖がついてしまい、何回言ってもやめられませんでした。

いろいろネットで検索した末、「この方法ならできるかも!」というアイテムに出会ったのが7月のこと。
そこで幼稚園の夏休みを利用し、爪噛み癖をやめるチャレンジをしてみました。

結果、1カ月でみごと目標達成!

こんなに成果が見えて感動した体験はめったにありません。
子どもの爪噛み癖に今悩んでいる方がいらっしゃったら、飛んで行ってお伝えしたい…!
というわけで今回は、長男が爪噛み癖をやめるまでの体験談をお伝えします。

もくじ

爪を噛む癖がついたきっかけ

長男が爪を噛み始めた時期は、とても明確です。
それは2年前、私が双子出産前の管理入院で家にいなかった2か月間。
仕事とワンオペ育児家事に追われるパパが、爪を切ることができないでいる間に、彼は爪を噛みちぎることを覚えたようです。

私が退院して戻った時、長男の爪は白い部分がまったくなくて痛々しく感じました。実際、深爪になって「痛い」と言ってくることもしばしば。爪だけでなく皮まで食いちぎっている時があるようです。

双子が生まれる前はいつも1週間に1度爪を切っていたのですが、爪を噛む癖がついてから2年間、長男の爪が伸びることはありませんでした。

双子が生まれることで長男は何かと我慢することが増えて不憫な思いでいましたが、放置されがちな長男の状況をこの爪が象徴しているようで、いたたまれない思いでした。

無意識の爪噛みをやめる方法

爪噛みをどうやったらやめてもらえるのか?
いろいろネット検索してできることを探していたのですが、長男にフィットするものが見つからず・・・
2年間も悩んだ末に出会ったのがこちらの商品でした。

Google検索の爪噛み癖をやめる方法についての記事では見かけなかったのに、
Amazon検索したら「爪噛む」って入れただけですぐ出てきた笑

マニュキュアタイプのアイテムで、1日1回塗るだけ。
類似の商品はいろいろあるようですが、こちらの商品に決めた理由は下記3点。

  • 体には無害の苦い成分
  • 植物由来の成分
  • 安心の日本製

やっぱり子どもに使わせるものは、安心が一番です!

実録!爪噛み癖をやめるまで

かむピタを使用して、実際どのような変化があったか。
写真とともに経過をお伝えします。

◆1日目(2024年8月1日)
こちらは初日の写真です。
特に中指は、白い部分がまったくなくてかわいそうな状態…。


◆1週間後(2024年8月7日)
続けること1週間。
なんと本当に爪を噛むのをやめており、だんだん伸びてきたような…!


◆約3週間後(2024年8月23日)
指によって爪の長さがまちまちだったので、途中で少し切って整えたりしつつ、深爪状態の爪まで全部伸び揃うには3週間かかりました。

そして夏休み終了10日前の金曜日。
ついにすべての爪が切れる長さまで伸びました!!!

いや、この短さで切ったらまた深爪になるのでは…?というギリギリのラインですが、
とりあえずこれで一旦!!

記念すべき2年ぶりの爪切り。
「パチン、パチン」と、久し振りの音が響きます。
甘えん坊4歳児から6歳双子兄になるまでの間が一気にタイムスリップしたようで、ジーンとしてしまいました。

「かむピタ」をやめたあと

爪切り達成からもしばらく「かむピタ」は続けていたのですが、徐々にフェードアウト。
あんなに「毎日継続!」と気合を入れていたのに、目標達成したら気が抜けて「なんとなく」塗らない日が増えていきました^^;
でも、爪を噛んでいないことは伸びる爪が証明してくれます。
本当に爪噛み癖がなくなったということに、少しずつ確信できるようになっていきました。

一番心配だったのは、夏休みが明けて幼稚園に行くようになること。
親の目を離れる時間が爪噛み癖復活のきっかけになるのではと思いましたが、それも杞憂に終わりました。

6ml入りの「かむピタ」を8割ほど残したまま、爪噛み癖はキッパリやめられたのです。

こんなにうまくいくことって、あるんだあ…!と感動しきりでした。

爪噛み癖をやめるポイント

ここでは、爪噛み癖をやめるために気を付けたポイント、継続のためにやっていたことなどをまとめてお伝えします。

「1日1回ぬるだけかんたん」と商品には書かれていたのですが、
その「毎日」が1歳双子育児中には大変なのよね… 
と、買ってからしばらく放置していたのが正直なところ^^;

でも夏休みに入って幼稚園の送り迎えから解放された余裕から
「とりあえず1ヵ月間、かむピタを毎日塗ってみよう!」とスタートしたのでした。

●爪噛みをやめることが目標ではなく、かむピタを塗るのを目標にした
「夏休みの目標で、かむピタ毎日塗ってみようか!」
と長男に伝えたところ、気楽にOKもらえました。
だって塗るのは母の仕事だもん笑

爪噛みをやめるのは難しいと本人も感じていたようですが、
かむピタを塗ってもらうのは簡単にできると思ってもらえたようです。

●塗ることを毎日のルーティンに差し込む
毎日続ける上で大切なのはルーティン化。
長男は元々、入浴後に保湿剤を塗るルーティンがあったので、かむピタはそのあとに塗ることにしました。

たとえば歯磨きなど、それまでにやっているルーティンの前後にかむピタを塗るということを差し込むと、抵抗なくルーティン化できるのではないかなと思います。

●初日に「かむピタ」を使う理由を説明
6歳男子にとって、かむピタを塗る間じっとしているのは大人が想像する以上に大変なことだと思います。
でも子どもだって、「なぜやるのか」を納得していれば頑張れるはず!
そんな思いで、初日に長男にはこのように伝えました↓

絶対に爪噛むのやめたいから、毎日がんばって塗ろうね。
これを塗るとお爪がニガニガ~になるから、
もし爪を噛んだらすっごい苦くて
『お母さんが爪噛んじゃダメ!って言ってた』って思い出せるからね。

がんばろ~!

説明の甲斐あってか、長男は毎日の「かむピタ」にずっと協力的でした^^

●よく見えるように塗る
かむピタを塗ることは、女の子ならマニュキュアみたいで嬉しいかもしれないけど、男の子はどうかな~と心配でした。
でも、机に両手を置かせてライトの真下でやってみせると、本人もじ~っと興味深そうに見ておとなしくしてくれました。

テレビや動画を見ている間に塗ってしまうのも、嫌がられないためにはいいかもしれません。
でも、「無意識に爪を噛んでしまう」のをやめるのだから、「爪を噛むのをやめるために毎日がんばってる」と本人が意識することが大事なのかなと思い、あえて塗ることに集中してもらいました。

●マメに写真を撮る
写真を撮るメリットは下記の2点です。

  • 写真を撮るという「小さなひと仕事」をすることで、「がんばってる!」を子どもが実感できる
  • ビフォーアフターを写真で見せてあげると、変化が「見える化」できてモチベーションアップにつながる

親としては、毎日忙しい中でかむピタを塗る作業が加わるだけでも面倒なのに、さらに写真も撮るのはより面倒…。
子どもだって長くはジッとしていたくない…。
でも、モチベーションを保って毎日続けることが一番大切なので、写真は3日に1回くらいのペースで撮り続けました。

●声がけを忘れない
塗りながら声がけをすることも大事にしたことのひとつです。
毎日毎日言い聞かせていれば、無意識の爪噛み癖を、無意識で「いけないこと」と刷り込めるかもしれないという期待を込めて。

お爪のびてきたね~

毎日がんばってえらいね!

とか、簡単なことでも言うのと言わないのではきっと違うと思います。

また、爪が伸びて白い部分ができはじめたら、その時はしっかりめに声がけしました。

白いの気になっちゃうかもしれないけど、噛んじゃダメだよ。 
白いところが長いのは伸びすぎでダメだけど、ちょっとくらいはあった方がセロハンテープの切り口カリカリできて便利なんだよ!

「セロハンテープの切り口カリカリできる」は、6歳男子のハートに響いたようです笑
爪噛み癖をやめる方法だけに限らず、いつも子どもに伝わりやすい声掛けを心掛けたいなと思っています。

●毎日継続する
お風呂後にできず、翌日になってしまうことも数回はありました。
長男いわく、まる1日くらいたっても、苦い味は続いているそうです。
(たまに口が手にいっているのがよくわかるw)

苦い味が続くなら、塗るのはたまにサボっていいのだろうけど、ものぐさな私にしては珍しくきちんと塗り続けました。

無意識の爪噛みをやめる方法として一番良いのは、「爪噛みをやめるためにがんばる」ということを意識することだと思っていたからです。

「爪噛みをやめたい」という意識を少しでも強めてもらえればという願いを込めて、毎日継続していました。

どうして爪を噛むといけないのか?

子どもに「爪を噛んじゃダメ」というと、「なんで?」と返ってきます。
爪を噛んではいけない理由は、私がちょっと考えただけでもたくさんあります。

  • 不衛生だから
  • 噛み過ぎて深爪になり、痛くなるから
  • 爪の形がデコボコになって、肌を引っ掻いた時に傷になるから
  • 見ている人が嫌な気持ちになるから

爪を噛む癖は時に痛みを伴い、病気やケガになる可能性があります。
だからどうしてもやめて欲しい。

子どもにはどうして爪を噛んではいけないのか、理由もしっかり伝えます
でも、わかっていてもやめられないのが癖というものなんですよね…。

どんな時に爪を噛んでしまうのか?

爪を噛んでしまうタイミングを知ることも、癖をやめるために大切なポイントだそう。

そこでよく長男を観察していると、たいがい暇な時に爪を噛んでいることがすぐにわかりました。
車の助手席に座っている時、テレビを見ている時、幼稚園の授業参観に行ったら先生のお話の間中ずっと…。

暇でぼんやりしていると、指が自然と口元に行ってしまうようになったのでしょう。

癖を直すのは難しい

かむピタに出会う前の状況はなかなか難しいものでしたので、記録として書いておきます。

私がすぐ隣にいて、噛んでいるその瞬間に「お爪噛んでるよ!」と知らせてあげるとハッと気付いて一度はやめるのですが、次の瞬間にはもう爪を噛み始めてしまいます。

爪噛み癖、おそるべし。

ネットでいろいろ検索したところによると、癖と言うのは無意識のものなので、大人でもやめるのは難しいものだそうです。
「爪を噛む癖は、本人が心のバランスを保っていることがあるので、無理やりやめさせるのは逆効果になる可能性があります。」とまで書いてあることも。

でも爪を噛む癖はやめさせたいので、あの手この手を考えました。

長男は何かにチャレンジする時、おもちゃをゲットする目標を作るととても頑張るので
「爪を噛むのをやめたら●●を買ってあげる!(←奮発)」と言ってみたこともあるのですが、

全っっっ然効果なし。

しまいには長男、「爪を噛むのやめるのはできない!」と泣きだしてしまい、
母、「わかったわかった、爪を噛むのやめるのはやめよう!」汗汗汗

私も長男も途方に暮れてしまい、「どうするか一緒に考えてみようね…」と言ったまま、2年間も時が経ってしまったというわけです。

爪噛み癖矯正のヒントとなった断乳エピソード

迷える母子に光明がさしたのは、ママ友が話してくれた卒乳エピソードがきっかけでした。
参考までに、ご紹介します^^

うちの子どもは2歳になるのにおっぱいが大好き過ぎて!
食事のあとに私のTシャツにもぐりこんで勝手にパイ始めるし、
寝る時も私の上に乗ってパイしながらだし、ものすごいストレスでした。

それで、西松屋で見つけた断乳アイテムを使ってみたんですよ。
口に入れてもOKな成分を使った、すごい苦いクリーム。
それを乳首に塗っておいたんです。

そしたら、おっぱい吸おうとして、まずくてギャン泣き!
それからもう絶対におっぱい吸いに来なくなっちゃって。

そんなにすぐに断乳できると思ってなかったから、逆にこっちの方がさみしくなっちゃっいました…(Oさん談)

このお話から爪噛み癖をやめる方法を思いついたので、やっぱりママ友の交流ってありがたい!と思います^^

後記

子どもによって効果あるなしはもちろん差が出ると思いますが、爪噛み癖にお悩みの方がいたら、試してみる価値ありと強くお勧めできるアイテムです!

最後に、長男の爪噛み癖に気付いた幼稚園の授業参観の様子を漫画にしましたので、もしよければ息抜きにでも読んでいってください♪

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