八ヶ岳旅行で行った「星空の映画祭」以来、ドラえもんにドハマりした長男。
ちょうど夏休みだったこともあり、アマゾンプライムビデオで毎日のようにドラえもん映画を観ていました。
仮面ライダーとブンブンジャーの爆撃音が我が家から消え、夢と冒険に満ちた素晴らしい世界がやってきた…!
ドラえもんは昔も今も素晴らしいコンテンツです。
「鉄は熱いうちに打て」ということで、ドラえもんを見始めてから2週間のビギナーながら、藤子・F・不二雄ミュージアムへ行くことに。
ミュージアムというと静かな空間のように思いますが、そこは藤子不二雄さま。
『「夢」と「ふしぎ」と「遊びゴコロ」に出会える』というすてきなコンセプトで、1歳双子と幼稚園年長兄でもたっぷり楽しめるポイントがたくさんありました。
今回は、藤子・F・不二雄ミュージアムのワクワクポイントを我が家目線でご紹介します。
「まんがコーナー」でドラえもんにごあいさつ
原画が並ぶ展示室はとりあえずオールスルーして、子どもが喜ぶドラえもんのオブジェにやっと出会えたのが2階の「まんがコーナー」。
たくさんの藤子不二雄作品を自由に読むことができるライブラリースペースになっていて、座り心地の良いクッション付きベンチでみなさんゆったりまったり。
ドラえもんのオブジェもどら焼き片手に漫画を読んでいるので、その隣で写真を撮ることができます。
双子も「もんも~ん!」と叫んでベンチによじ登り…そうになりますが、もちろん靴は脱いで上がらなくてはならないのでご注意を。
「みんなのひろば」でテンションMAX
このミュージアムの目玉と言える「みんなのひろば」。
「“すこしふしぎな体験”がいろいろ楽しめる場所」との紹介の通り、仕掛けのある展示があります。
少々混みあっていましたが、双子はチョロチョロ嬉しそうに走り回っていました(※本来走るのは禁止です)。
真っ先に目に入るのは、壁面の大きな展示物(何と呼べばいいのかわかりませんが、写真をご覧ください)。
常にいくつかのボールがコロコロ転がって、ボールが通ると画像が変わったり音が鳴ったり。
ずっと眺めていられます。
中央には、野比家のミニチュアが。
タブレットをかざすとキャラクターが現れるARは子どもたちに大人気です。
しかし台風予報の日だったせいか館内全体が空いていて並ぶこともなく、長男は2回も3回も体験していました。
また、ここでしか手に入らないというガシャポンが何台か設置されています。
長男は400円のガシャポンを選びました。
「ちょっと高いな」と思いましたが、最近のガシャポンはスーパーに置いてあるようなのでも400円するんですよね…。
こんなカワイイガシャポンが400円なら安いくらいでしょうか。
でも双子も欲しいと言い出すようになったら、全員分は嫌だなあ。ブツブツ。
ちなみに両替機もちゃんと設置されていますので、お財布に100円玉がなくても安心です!
完全キャッシュレス生活の方は、ガシャポンのために現金を持参しましょう^^
「どうぶつたちの部屋」は双子のお気に入り
ゾウ・ライオン・ワニの3体のオブジェが並ぶ小さな部屋。
藤子不二雄デザインらしくかわいい動物たちになごみます。
「先生の切り絵作品をもとに制作された動物たちのオブジェ」だそうです。
しかし、なぜこの内容でひと部屋作ったのかは正直言って疑問です^^;
壁にオブジェの元になった切り絵がありますが、この動物たちは何かの作品に出てくるわけでもなさそうだし…。
触ることはもちろん、撮影も禁止で誰も立ち止まらずに部屋は常にシーンとして人気がない。
ただ、そんな大人目線の意見をよそに、動物大好きな双子にとっては一番楽しい場所だったようで笑
長男はほかの部屋へ行きたいのに、双子のために何度もこの部屋へ戻りました。
「はらっぱ」にはフォトスポットがたくさん
3階から出られる屋上は「はらっぱ」と呼ばれ、写真撮影したくなるキャラクターのオブジェがたくさん。
おなじみ「空き地の土管」や向こう側へ抜けられるどこでもドアは、ドラえもんの世界へ入り込んだようでワクワク♪
コロ助やドラミちゃんのオブジェにも出会えました。
ところで、私たちが行ったのは雨がざっと降ったり晴れ間が見えたり変な天気の日。
でも「はらっぱ」へ出る前の場所で傘の貸し出しもしていて、こんな天気には絶好のサービスでした。
「キッズルーム」(※未就学児まで)でほっと一息
「まんがコーナー」の奥には、靴を脱いであがるキッズスペースがあります。
入り口がひとつしかないこぢんまりとした空間で、小さな子どもを遊ばせるのには本当に助かります。
中はドラえもんに出てくる「穴掘り機」の機内風になっているんですが、壁も天井も木のぬくもり感じるやさしいつくり。
子どもたちはミニチュア版「穴掘り機」のオブジェ(穴掘り機の中に穴掘り機!)に乗り込んだり、クッションブロックや木琴で遊んだりして楽しみました♪
「みんなのひろば」や「はらっぱ」では走る双子を追い回して疲れましたが、ここではほっと一息つくことができました。
「きこりの泉」は並んでもやりたい
「きれいなジャイアン」って知ってますか?
数あるドラえもんの話の中でも人気の回に挙げられる「きこりの泉」に登場するようです。
「きこりの泉」は、童話「正直なきこり」にちなんだドラえもんの道具。
泉に何かを落とすと女神が現れ、その質問に正直に答えると落としたものがグレードアップされて返ってくるというものです。
ジャイアンがこの泉に落っこちて、女神が「あなたが落としたのは…」と連れてきたのがきれいなジャイアンというわけです。
説明が長くなりましたが、この「きこりの泉」が2階の庭にあります。
きこりの泉にはレバーがついていて、一生懸命レバーを上下させるときれいなジャイアンが現れるという仕掛け。
現れたジャイアンは特に何をするわけでもなく、少し経つとご丁寧にブクブクと泡をたててゆっくりと泉に戻っていきます。
ジャイアンが現れてからこの泡が消えるまでが1回分です。
そんなわけでけっこう待ち時間が長引くこともあるのですが、子どもがレバーで一生懸命操作する姿や、きれいなジャイアンと一緒の写真は絶対撮りたいですよね…!
子どもが待ち時間をしんぼうできるかなと思いましたが、子どもの「やりたい」気持ちも親の「撮りたい」気持ちと同じくらい強いらしく、ちゃんと並んで待っていてくれました。
「Fシアター」のオリジナルショートムービー
ここでは、藤子不二雄キャラクターがたくさん登場するショートムービーを上映しています。
15分の作品を20分おきに上映(1時間に3回)しており、シアター内には100人程度入れるとのことです。
そんな回転の良さなので行列ができることはなく、私たちは開始2分前くらいに受付をして入れました。
(※混んでいる日もあるかもしれません)
1歳双子も初めての映画にチャレンジです。
最初の2分(体感)くらい、藤子不二雄先生の名言と白黒画像が続いて双子が騒ぎ出すのではないかとひやひやしましたが、あとはいつものドラえもんのノリで楽しい物語でした!
ドラえもんだけでなく、藤子不二雄作品のキャラクターがわんさか出てくるのもポイント。
いつも長男と一緒にドラえもんを見て馴染んでいる双子も、もちろん最後まで楽しみました。
ミュージアムショップはマストゴー!
グッズ好きにはたまらないミュージアムショップ。
あれもこれも欲しくなってしまうのですが、ここでは2つだけ紹介します。
「タケコプターヘアバンド」
かわいい!とにかくかわいい!!飛べそう!!!
これを付けて館内を回ったら最高に楽しい!!
子どもも大人もときめくアイテム♪
「ミニどら焼き」
ドラえもんを見ると食べたくなるどら焼き。
ミニどら焼きはパッケージがとってもかわいくて、お土産にもぴったり♪
1歳の双子もペロリと食べられるサイズです。
ミュージアムカフェには行けませんでしたが
双子連れの食事は何かと面倒なのでカフェには入りませんでしたが、こちらも楽しそうです。
ドラえもんはじめかわいいキャラクターをモチーフにしたプレートなど、見て楽しみ、味わっておいしいメニューがたくさん。
行きたかった!いつか行きたい!!
シャトルバス利用もおすすめ
ミュージアムまでのアクセスとして、登戸駅から有料のシャトルバスが出ているようです。
ミュージアムに駐車場がないことも併せて、シャトルバスはおすすめの選択肢。
だってドラえもんラッピングがかわいいんですもの…!
私たちは方向が違ったので利用しなかったのですが、乗らなくても写真を撮りたくなってしまいます。
ミュージアム行き帰りの道中も藤子ワールドに浸れるのが最高です。
以上、1歳双子と年長さん兄が雨の日をたっぷり楽しめた藤子・F・不二雄ミュージアムでした。
お出かけの参考になれば幸いです。