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漫画にした時のことは、とても珍しいケースです。
ねんトレの甲斐あってか、普段は双子と添い寝をすることがありません。
というか、添い寝をさせてくれません。
2人とも、自分の布団にほかの誰かが寝るのをとても嫌がります。
長男が小さい頃は、一緒の布団じゃないと寝てくれませんでした。
子どもと一緒に寝ると狭いし、寝ぼけて掛布団を取ってしまわないか気になるし、質の高い睡眠なんてとてもとれません。
それでも「添い寝してくれるのも今だけだし…」と続けていましたが、双子妊娠5カ月目くらいの夏に、体調的に無理になりました。
「2週間連続で自分のお布団で寝てくれたら、トミカを買ってあげる」と約束し、なんとか独り立ちしてもらったことを覚えています。
(2週間も連続で寝られるようになったら添い寝しなくても平気になるだろうと思っていたら、10日目くらいに「トミカをもらったらまた一緒に寝てくれるんだよね?」と言われて想定外でしたが。)
そんなわけで添い寝が習慣化していないのはありがたいことなのですが、ちょっと体が疲れている日なんかは寝かしつけが長引いてくると、子どもをトントンしながら隣で横になりたい時もあります。
でも、さり気なくゴロンとしてみると、すぐに「イヤー!」と押し出されます。
これはこれで悲しい。
先日は、とてもとてーも珍しく、三男ムツが隣に寝かせてくれました。
(次男ミツは先に寝てしまっていて、ムツの寝かしつけがやけに長引いていたのでした。)
すごく眠かったので、子どもと一緒に寝落ちしてしまおうと決め込んでウトウトしていました。
するとムツが「ママー」「マーマー」と何度も何度も呼びかけてきます。
でも、寝たふりを続けないとあちらも目が冴えるばかりだろうと思って応えずにいました。
たまに薄く目を開いてみると、目前にムツの顔が迫っていたり。
強硬に寝続けると、顔をバンバン叩かれたり。
そんな戦いを続け、何分経ったのか…。
あんまり何度も呼ばれるので、無視し続けるのもさすがに悪いかなぁと思い、ちょっとリアクションしてあげることにしました。
母はもう寝落ちる寸前に眠かったので、もう最後の力を振り絞る感じで、ぐわっと目を開けました。
するとそれがおもしろかったのか、もしくは母が目を開いてあげたのが嬉しかったのか、ムツがたいそうかわいいお顔でニッコリ笑ったのが、ゆめうつつに見えたような見えなかったような…。
すべては半分寝かけながらのできごとなので、もしかしたら気のせいかもしれません笑
ちなみにミツは、夜中に起きると母の布団に入ってくることがたまにあります。
たまになら、子どもと添い寝できるのは気持ちがふくふくしてすごく好きです。