
ここ2週間ほど、三男ムツは毎日コレ。昼寝前、夜寝前、夜泣き、朝起きる時、「あしょぶあしょぶあしょぶ!!」と大騒ぎするようになりました。
野放しにすると遊び倒しそうなので、抱っこで強制寝かしつけするしかありません。
2歳児の力強さで暴れられると落っことしそうなので、拘束するように腕でしっかりホールドします。それでもあきらめないので、頭をゴッツンゴッツンぶつけられたり、後ろにのけぞるのを押さえるのに体力を削られたり…。
漫画にしたのは、頭をゴッツンゴッツン攻撃がたまたま、ほっぺとほっぺでぼよよよん♡になった時のことです。メロンパンナのメロメロパーンチ♡並みの破壊力。ハードモードの寝かしつけの、一瞬の幸せでした。
「あしょぶあしょぶ」の理由
本当は眠いはずなんです。たくさん寝て欲しくて散々遊んでるんですもの…!
それなのにこんなに騒ぐのは、理由が明確に思い当たります。
長男アミの幼稚園冬休みが終わる頃、双子の昼寝前の絵本タイムを一緒に過ごしたのがきっかけでした。
そもそもの話ですが、夏休みの頃はまだ卒乳していなかったので、寝かしつけがものの10分で終わっていたところ、おっぱいなしでは双子が入眠モードに入るまでに30~1時間かかります。この冬休みは、双子寝かしつけの間、アミに動画を観ていてもらうことにしていました。アミはもう6歳なので、ひとりで絵を描いたり絵本を読んだりして長い時間過ごしてくれることもあります。でも、どうかすると寝かしつけ中に話しかけて来たりして…それが入眠直前だったりして…兄の登場で双子の眠気がぶっとんで寝かしつけイチからやり直し!ということも。そんな事態を考えると、絶対にひとりで集中してくれる動画を選んでしまいます。
一方で、1時間もの長さをずっと、動画を見せておくのは嫌だなあという思いも。そこで、絵本タイムが終わるまでの間は同席してもらい、最終段階になったら別室へ行って動画を見てもよいということにして、動画視聴時間を極力短くする作戦をとりました。
アミは小さい子向けの絵本でも楽しんでくれるので、一緒に読み聞かせの時間を過ごすのはとても良いものでした。4人で横並びになって、全員の足に1枚の毛布をかけて、「あったかふわふわ~♡」と笑い合うことの幸せといったらありません。
図書館で借りてきた本や家にあるお気に入りの本を、次から次へ10冊ほども読みます。
さすがにもう眠くなってきただろうという頃、アミに「テレビ見てきていいよ」と部屋を出てもらいます。
それを見ていてある日、ムツは「お兄ちゃんはお昼寝しないで遊び続けてるんだ!」と気付いたようです。
「(オレも)あしょぶ!!あしょぶあしょぶあしょぶ~~~!!!」
と泣く、喚く。
仕方がないので折れてリビングへ解放したら、14時まで平気で遊んでいました。
最後は一瞬で寝たので、体力の続く限り、ギリギリまで遊んだようです。
双子の最新睡眠事情
それ以来、寝る前は必ず「あしょぶあしょぶ」のひと騒ぎをはさむことになりました。
夜中にも、ほんの数分ですが1回は「あしょぶあしょぶ」って起き出します。
朝も「あしょぶ!」と飛び起きます。眠りの余韻を楽しんで、しばらくゴロゴロする時間というものがムツにはいらないみたいです。
一旦寝てしまえば長く眠ってくれるんですけどね…。
アミなんて2歳になる頃には昼寝ゼロになってしまっていたので、3時間も昼寝をしてくれるというだけでありがたいです。
眠ってくれさえするのなら、寝る前に騒ぐくらいなんともありません。
ちなみにミツは、騒がずに眠ってくれます。
何度か抱っこされに来て、満足するとひとりでゴロンと転がって寝ます。
でも夜中に起きて母の布団に入ってきたり、1度起きるとそのあと、抱っこで寝かせては布団に降ろすと起きてまた抱っこ…を1時間もさせられたり、こっちはこっちで悩ましい状況です。
何の苦労もなく寝てくれるようになるのは何歳くらいからなんだろうな~。